ポイントが貯まるサイト

ポイントが貯まるサイト

近年広がりを見せるポイントサイトが成り立つ仕組み

ポイントサイトから送信されるメールに表示される商品やサービスなどの広告バナーなどをクリックし、また当該サイトにより紹介を受けたネットショップやネットゲームを有料で利用したりすればポイントが付与されます。

それを一定数まで蓄えていくと、キャッシュやギフト券がもらえたり、そのまま買いモノの際ポイントにチェンジできたり、ゲームの際に仮想通貨として使ったりと様々な使い方が出来ます。
このため、このようなサイトの事は「おこづかいサイト」などと呼ばれ、利用者は年々増加傾向にあり、特に近年急速な広がりを見せています。

料金がかからずに、誰でも、簡単に始めることが可能で気軽にポイントを貯められる事が評判となっているのです。
このような形式のサイトは、もちろん独自の財源を用いて善意でポイントを付与する訳ではなく、スポンサーとなる広告主がいて、そのスポンサーからサイト運営者に広告料が支払われ、その一部がポイントサイトのバナーなどをクリックした人にポイントとして還元されると言う分けです。

そのため、利用者にサイト利用料がかかる仕組みではなく、無料でサービスを利用する事が出来るのです。
当然、サイトによって還元率なども異なり、ポイントの付きやすいサイトと付きにくいサイトがあるのです。

無料なのにポイントがたまる不思議を詳しく見る

サイト運営自体がスポンサーとなる広告主から受け取る収入で成り立っており、その収入の一部がポイントとして還元されるのですがその仕組みについて順を追ってもう少し詳しく見てみましょう。

1.最初に商品やサービスの広告を出したいスポンサーがポイントサイトに希望の内容・体裁の広告を掲げてもらうことを注文します。
2.ポイントサイト側が依頼を受けた内容の広告を表示させます。
3.インターネットユーザー(大半のケースでは会員である)が掲載企業の広告バナーなどをクリック等して広告の効果が出現します。
4.そのクリック等に応じて(契約による)、スポンサーはサイトに対して広告料金を支払います。
5.サイトは、会員であるインターネットユーザーにスポンサーから受け取った広告料金の一部をポイント数として還元します。

危険な仕組みでは無いか?

同じような仕組みとして挙げられるのはテレビCMで、番組制作費は莫大ですが、視聴者はNHKでなければ料金を負担することなく視聴出来ます。
合間に挟まれるCMのスポンサーがCMを放送する対価として広告料として番組制作費を負担しているからです。
実質的には広告料は番組を見ている人がCMに触発されて商品やサービスを購入する対価となります。
ただし、ポイントサイトの注意点としてよく指摘されるのは、貯めたポイントの最低交換額が数千円以上と高い、ポイントの有効期限が他のサイトに比べて異常に短期間、広告のバナー数が少ない、等のサイトはあまりおススメではありません。