新電力について
今まで電力の供給は東京電力、関西電力など各地域の電力会社が独占して電力供給を行ってきました。
そのため電力会社を自分で選択することはできませんでした。
それによって各地域の電力会社の運営が厳しくなった場合、各個人の家庭の電気代を引き上げることで補ってきました。
電力は生活をしていく上で必要不可欠な物なので、値上げをされても支払い続けるしかありません。
その状態が売り手市場で、選択肢がない状態になっていました。
そこで今は電力の自由化が進み、自分で電力会社を選択することができます。
新電力会社に乗り換えることで電気代が5%から10%安くなったという口コミもあります。
そこでどのような会社が新しく電力を供給しているのでしょうか。
最も多いのが、ガス会社やガソリンなどの石油をエネルギーにしている会社です。
日々の生活で使用することが多く、親しみがあり安心感があります。
そのため安心して新電力に乗り換えることができます。
そのほかにも携帯会社やネット回線会社、交通機関の会社など様々な異業種の会社が電力供給を始めています。
ただしあまり聞きなれていない会社で契約をした場合、何十年後でも安心して電力を供給してもらうことができるのかなど不安要素があります。
そう言ったデメリットも踏まえて、新たな電力会社を選択しなくてはいけません。
乗り換えることで高くなる可能性も
電気は日常生活の基盤となり多くの人が使用しています。
遠くにオール電化の家庭ではガスを使用しない分、毎月の電気の負担額が高くなります。
そう言った人ほど電力の自由化は電力会社を乗り越えることは大きなポイントのように感じるでしょう。
しかし乗り換えてしまうことでオール電化の人に関しては料金が高くなってしまう可能性があります。
それはオール電化の場合は独自のプランで電気力を算出している場合が多いです。
深夜使用する電気は40%安く設定され、使った分だけ5%安くなるなどのプランの元、電気料金が決められています。
そのため一律で5%から10%安くなる新電力会社に乗り換えてしまうと、逆に割高になってしまう可能性があります。
見積もりを行う
もし自分の家庭が新しい電力を適応したら、電気量はどう変わるのかということが気になる人は、ネットで見積もりを簡単にとることができます。
毎月の電気の使用量がわかるものを用意して、見積もりを行いましょう。
使用している地域、契約しているアンペア、毎月の使用料、いつ使ったときのデーターなのかを打ち込むことで、どの新電力会社でいくらぐらい安くなるのか一覧でわかりやすくなっています。
それらを参考にして、乗り換えるべきなのかどうかの判断をするようにしましょう。