家賃は交渉してから入居する
新しい環境で生活をすることが決まった場合、新たな場所へ引っ越しの準備を行わなければいけません。
まず真っ先にやらなければいけないことは住む場所を決めるということです。
住む場所は生活の基盤になるところなので慎重に選ばなくてはいけません。
それと同時に毎月の固定費になるため、少しでも安く手いい条件の物件を探すことが大事です。
引っ越しをするときには、引っ越し代や新しい場所での敷金礼金などの問題もあり、頻繁に行うことができません。
だからこそここに住みたいという物件が見つかった時には、まずは大家さんと家賃の交渉をしてみましょう。
家賃の交渉はやっても無駄だと思っている人もいるでしょう。
しかし大家さんにとっては、空き家のままではなく住んでもらって家賃収入を得た方が大きな利益になります。
そのためには多少の交渉には応じてもらえる可能性があります。
何もしないでそのまま借りるのではなく、一度家賃交渉をしてみましょう。
何を根拠に家賃の値下げを要求するのかによって成功するかしないかに大きくかかわってきます。
成功しやすい時期とは
まず引っ越しはしたいけれど具体的にいつと決まっていない人は、時期を意識して物件探しをするようにしましょう。
一番適している時期としては、4月以降から8月までの間といわれています。
不動産業は2月から3月にかけて一番需要が高く、次に繁盛期を迎えるのが8月から9月ごろといわれています。
そのため4月になっても空き物件として残っている物件に関しては8月まで決まらないという可能性が高くなります。
そこで4月から8月の間にかけて家賃交渉をすることで値下げに成功しやすいという特徴があります。
時期に問わられることなく引っ越しを考えている人は、4月以降に引っ越しをすることを念頭に置き、住んでみたい場所をいくつかリストアップして家賃の相場などを調べておきましょう。
交渉しやすい物件の特徴
時期に当てはまらない人やより物件の値下げを成功させたいという人には、どのような物件が値下げ交渉しやすいのか把握しておくといいでしょう。
まず家賃を交渉するのであれば、物件のマイナスポイントを見つけ、それを交渉材料として利用するのが効果的です。
簡単に判別しやすいものとして挙げられるのが築年数です。
築年数の中でも7年から10年程度のものは、今の築年数が浅いものに比べると設備面で劣っている部分が多いです。
さらに新築のころからまだ家賃を値下げしていない可能性が高い物件なので、交渉しやすい物件になります。
もう一つ見分けやすいポイントとしては低層階の物件です。
低層階の物件は泥棒などの防犯上の問題と車の騒音などもマイナスポイントになります。
このように見分けやすいポイントがたくさんあるので、家賃交渉の材料として活用しましょう。